ペーパーカンパニーは和製英語
2016-04-19|英語学習 文法・英語表現
最近ニュースでよく見る「パナマ文書」。著名人がペーパーカンパニーを使って脱税を行っていたとされている金融取引疑惑文書が流出した事件です。
この『ペーパーカンパニー』は「税金逃れなどに利用される事業実態がない会社」を意味しますが、これカタカナ英語なんです。英語でpaper companyというと「製紙会社」という意味になってしまいます。では、日本語のペーパーカンパニーを英語で言うと?
この『ペーパーカンパニー』は「税金逃れなどに利用される事業実態がない会社」を意味しますが、これカタカナ英語なんです。英語でpaper companyというと「製紙会社」という意味になってしまいます。では、日本語のペーパーカンパニーを英語で言うと?
ペーパーカンパニー(事業実体のない幽霊会社)を英語で言うと、shell corporationやdummy corporationとなります。corporationをcompanyにして、shell companyやdummy companyでもOKです。
日本語でも「ダミー会社」と言うので『dummy corporation』は理解しやすいですね。『shell corporation』はshell(貝殻)のように中身がないというふうに理解すれば覚えやすいですね。
ニュースでは以下のように使われています。
日本語でも「ダミー会社」と言うので『dummy corporation』は理解しやすいですね。『shell corporation』はshell(貝殻)のように中身がないというふうに理解すれば覚えやすいですね。
ニュースでは以下のように使われています。
It started here, just a nondescript law firm in Panama, but the secrets leaked from inside. The law firm helped clients set up complex webs of shell corporations in tax shelters.
事件は、ここから始まりました。何の変哲もないパナマの法律事務所ですが、この内側から(パナマ文書の)秘密が流出したのです。この法律事務所は、顧客が租税回避地に複雑な蜘蛛の巣のように張り巡らされたペーパーカンパニー群を設立するのを手助けしました。
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