間違えやすい間接疑問文
2015-06-06|英語学習 文法・英語表現
間接疑問文覚えていますか? 学生時代に習いましたね。以下は間接疑問文の文章ですが、どちらの文章が正しいかわかりますか?
意味:彼女がどこに住んでいると思いますか。
1.Do you think where she lives?
2.Where do you think she lives?
意味:彼女がどこに住んでいると思いますか。
1.Do you think where she lives?
2.Where do you think she lives?
正解は、2.Where do you think she lives?
あれ? 間接疑問文って文の途中に疑問詞が来るんじゃなかったっけ? と思った人もいると思いますが、この文章はWhereが文頭に来て正解です。動詞にthinkが使われているため、疑問詞が最初に来ているのです。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
間接疑問文は、「疑問詞+主語+動詞」の語順になります。
・Do you know where she lives? あなたは彼女がどこに住んでいるか知っていますか。
↑ ↑ ↑
疑問詞 主語 動詞
間接疑問文の主節の動詞で一番多く使われるのがknowで、そのほかにtell、learn、rememberなどがあります。これらの動詞の場合は、「Do you know(tell、learn、remember...) +疑問詞+主語+動詞」の語順となります。
一方、主節に「think、imagine、hope、suppose」などの相手の意見を問う動詞が使われる場合には、疑問詞が文頭に来て「疑問詞+ do you think (imagine、hope、suppose...)+主語+動詞」となります。
これを整理すると以下のようになります。
主節の動詞がknow、tell、learn、understand、rememberなど。
・Do you know what time it is now? 今何時かわかりますか。
・Do you remember when we first met? 私たちがいつ初めて会ったか覚えていますか。
主節の動詞がthink、imagine、hope、supposeなど「思う系の動詞」。
・What do you think she likes the best? 彼女は何が一番好きだと思いますか。
・When do you believe he will come back ? 彼はいつ戻ってくると思いますか。
・What time do you suppose Ken will come home ?ケンは何時に帰宅すると思いますか。
know系なのかthink系なのかは、Yes/No で答えられる疑問文かどうかで判断することができます。
例1.
「彼女がどこに住んでいるか知っていますか?」という文章は、「はい、知っています」や「いいえ、知りません」などとYes, No で答えることができます。したがって、この文章はknow系となります。
know系の間接疑問文は疑問詞が文中にくるので、
Do you know where she lives ? となります。
例2.
「彼女はどこに住んでいると思いますか。」ときかれたら、「東京に住んでいると思います」などと具体的な場所を答える必要があり、「はい、住んでいます」や「いいえ、住んでいません」などとYes, No で答えることはできません。したがって、この文章はthink系となります。
know系の間接疑問文は疑問詞が文頭にくるので、
Where do you think she lives ? となります。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
know系の間接疑問文はよく知られているので間違えることはないと思いますが、think系の間接疑問文は意外と知られていないので、間違えないように気をつけましょう!
あれ? 間接疑問文って文の途中に疑問詞が来るんじゃなかったっけ? と思った人もいると思いますが、この文章はWhereが文頭に来て正解です。動詞にthinkが使われているため、疑問詞が最初に来ているのです。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
間接疑問文は、「疑問詞+主語+動詞」の語順になります。
・Do you know where she lives? あなたは彼女がどこに住んでいるか知っていますか。
↑ ↑ ↑
疑問詞 主語 動詞
間接疑問文の主節の動詞で一番多く使われるのがknowで、そのほかにtell、learn、rememberなどがあります。これらの動詞の場合は、「Do you know(tell、learn、remember...) +疑問詞+主語+動詞」の語順となります。
一方、主節に「think、imagine、hope、suppose」などの相手の意見を問う動詞が使われる場合には、疑問詞が文頭に来て「疑問詞+ do you think (imagine、hope、suppose...)+主語+動詞」となります。
これを整理すると以下のようになります。
know系とthink系
1.疑問詞が文中にくる(know系)
主節の動詞がknow、tell、learn、understand、rememberなど。
・Do you know what time it is now? 今何時かわかりますか。
・Do you remember when we first met? 私たちがいつ初めて会ったか覚えていますか。
2.疑問詞が文頭にくる(think系)
主節の動詞がthink、imagine、hope、supposeなど「思う系の動詞」。
・What do you think she likes the best? 彼女は何が一番好きだと思いますか。
・When do you believe he will come back ? 彼はいつ戻ってくると思いますか。
・What time do you suppose Ken will come home ?ケンは何時に帰宅すると思いますか。
know系とthink系の判別法
know系なのかthink系なのかは、Yes/No で答えられる疑問文かどうかで判断することができます。
・Yes, No で答えることができる ⇒疑問詞が文中にくる(know系)
・Yes, No で答えることができない ⇒疑問詞が文頭にくる(think系)
・Yes, No で答えることができない ⇒疑問詞が文頭にくる(think系)
例1.
「彼女がどこに住んでいるか知っていますか?」という文章は、「はい、知っています」や「いいえ、知りません」などとYes, No で答えることができます。したがって、この文章はknow系となります。
know系の間接疑問文は疑問詞が文中にくるので、
Do you know where she lives ? となります。
例2.
「彼女はどこに住んでいると思いますか。」ときかれたら、「東京に住んでいると思います」などと具体的な場所を答える必要があり、「はい、住んでいます」や「いいえ、住んでいません」などとYes, No で答えることはできません。したがって、この文章はthink系となります。
know系の間接疑問文は疑問詞が文頭にくるので、
Where do you think she lives ? となります。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
know系の間接疑問文はよく知られているので間違えることはないと思いますが、think系の間接疑問文は意外と知られていないので、間違えないように気をつけましょう!
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