年ごとの単語の出現頻度を調べられる「Google books Ngram Viewer」が便利!
簡単に言うと『大量の本を検索して年ごとにヒット数を調べられるサービス』です。例えば「stewardess(スチュワーデス)」と「flight attendant(客室乗務員)」を検索してみると、1900年代は圧倒的に「stewardess」が使われていたのに2000年には「flight attendant」の方が多く使われているというのがグラフで一目瞭然にわかります。
★「Google books Ngram Viewer」のサイトはこちら↓
https://books.google.com/ngrams
デフォルトで検索窓に「Albert Einstein, Sherlock Holmes, Frankenstein」がすでに入っているので、ここを好きな語句に変えて検索することができます。
★使い方はこちら↓
https://books.google.com/ngrams/info#
★実際に使ってみるとこんな感じ。結構いろいろ楽しめそうです。
↓
◆「stewardess」と「flight attendant」
1900年代は圧倒的に「stewardess」が使われていたのに1980年から「flight attendant」が急速に使われるようになったというのがグラフで一目瞭然にわかります。
また、「British English(イギリスで発行された英語で書かれた書籍)」や「American English(アメリカで発行された英語で書かれた書籍)」などに絞って検索することができます。上記を「British English」に限定すると以下のようになります。イギリスでは2000年でも「stewardess」のほうが出現頻度が多いことがわかります。
◆「every other day、every second day、every two days」
「1日おき」は英語では「every other day」「every second day」「every two days」の3通りの言い方がありますが(参考記事)、どれが最もよく使われているかを調べたいときにも使えます。もちろんgoogle検索でヒット件数を調べてもよいわけですが、こちらだと年代ごとの変化も一緒にみれます。
◆「pizza、steak、tofu、sushi」
近年「tofu(豆腐)」や「sushi(寿司)」の出現頻度が急速に伸びていることがわかります。
◆「ワイルドカード」を使うこともできる
「○○大学」のように「大学」の前に来る語の出現頻度を調べたい場合、「University of *」とワイルドカード(*)を使って年代ごとの出現頻度を調べることができます。
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