ネイティブが使う英語・避ける英語
2014-03-11|英語学習 書籍
「ネイティブが使う英語・避ける英語」は、学校で習った英語表現が、英語圏でどれくらい使われているか、あるいは使われていないかを星の数でわかりやすく教えてくれるので英語学習者は興味深く読むことができると思います。
例えば、1時間半は「an hour and a half」とも「one and a half hours」とも言えますが、英語圏での使用頻度が圧倒的に多いのはどちらだかわかりますか?
■「私は1時間半待った」という英語表現は以下のように説明されています。
★は使用頻度を表します。
第1例が最も自然な響きを持ち、第2例はフォーマルな語感がある。「1」を表すときはいかなる対象でも、oneよりa(n)のほうが心地よい響きがあるとnative speakerはいうとのこと。
■「外国語を学ぶことは大切だ」は
主語にto不定詞を置く構文は、現在ではほぼ消滅しているとのこと。to不定詞でも動名詞でも同じだと思っていたので、これには驚きました。
■「あなたは熱心に勉強さえしていればいい」は
All you have to do is to ~(あなたは~さえしさえすればいい)の構文は、現代英語ではtoなし不定詞が圧倒的に多く使われている。
■「私(の名前)はJohnです」は
公式の場で自己を名乗るときは「My name is +フルネーム」がふさわしい。first nameのみをいうときは、単にI'm Mark.などで片付けることが多い。My name is ...は死後だとかいう人もいますが、このデータをみるとそんなことはないというのがわかります。
■「歩いて家へ行った」は
第1例が群を抜いて多い。第2例は他の手段と対比させて「徒歩で」を明確にするときに特に適している。
以上、一部をご紹介しました。英語を使うときの状況が背後にあるので、一概にどの表現をネイティブが多く使っているとは言えませんが、新たな発見があってとても面白い本でした。
例えば、1時間半は「an hour and a half」とも「one and a half hours」とも言えますが、英語圏での使用頻度が圧倒的に多いのはどちらだかわかりますか?
★は使用頻度を表します。
I waited an hour and a half. ★★★★★ ★★★★★
I waited one and a half hours. ★★
第1例が最も自然な響きを持ち、第2例はフォーマルな語感がある。「1」を表すときはいかなる対象でも、oneよりa(n)のほうが心地よい響きがあるとnative speakerはいうとのこと。
■「外国語を学ぶことは大切だ」は
Learning a foreign language is important. ★★★★★ ★★★★★
To learn a foreign language is important. ★
主語にto不定詞を置く構文は、現在ではほぼ消滅しているとのこと。to不定詞でも動名詞でも同じだと思っていたので、これには驚きました。
■「あなたは熱心に勉強さえしていればいい」は
All you have to do is study hard. ★★★★★ ★★★★★
All you have to do is to study hard. ★★★
All you have to do is to ~(あなたは~さえしさえすればいい)の構文は、現代英語ではtoなし不定詞が圧倒的に多く使われている。
■「私(の名前)はJohnです」は
My name is John. ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
I'm [I am] John. ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
公式の場で自己を名乗るときは「My name is +フルネーム」がふさわしい。first nameのみをいうときは、単にI'm Mark.などで片付けることが多い。My name is ...は死後だとかいう人もいますが、このデータをみるとそんなことはないというのがわかります。
■「歩いて家へ行った」は
I walked home. ★★★★★ ★★★★★
I went home on foot. ★★★
第1例が群を抜いて多い。第2例は他の手段と対比させて「徒歩で」を明確にするときに特に適している。
以上、一部をご紹介しました。英語を使うときの状況が背後にあるので、一概にどの表現をネイティブが多く使っているとは言えませんが、新たな発見があってとても面白い本でした。
関連記事
- No Tag