英検3級 一次試験対策 - ほぼ毎日 英語学習日記 ~ 英語holic ~

英検3級 一次試験対策

知人の子供(中学3年)に英検3級の受験対策指導をしたので、その内容をメモしておきます。私は英検準1級を持っているので、さすがに3級の問題は余裕で解けました。3級は中学卒業レベルと言われていますが、単語や熟語は結構難しいものが出題されるので、ある程度の対策をしないと中学生が合格するのは難しいと思います。

スポンサーリンク

絶対評価の現実


今回私が指導したのは都立中学に通うごく普通の中学3年生。英語の成績はいつも5段階中4をとっていて、英語は好きな教科とのことでした。が、実際に教えてみて思ったのは「本当に4?」という印象でした。基本的な文法は理解しているものの単語力に乏しく、基本的な動詞(hearやthinkなど)の過去形や過去分詞を覚えていないレベルでした。

これが絶対評価の現実かぁ...と思いました。以前の成績のつけ方は相対評価(生徒同士を比較し、どのあたりの順位に位置するかで成績を表す方法。「5」と「1」が7%、「4」と「2」が24%などと配分率が決まっていた)でしたが、最近は絶対評価(他の生徒との比較をしない。各段階の配分率は決まっておらず、目標を達成したと判断すれば全員が「5」ということも理論上はありうる)に変わりました。

さらに成績はテストの点数以外にも授業中の態度や提出物も大きな要素となるため、学力のある生徒が高評価をとれないケースがあります。その逆もあり、テストの点数が悪くても授業中に一生懸命やっていれば3あたりの評価がもらえるのです。これには賛否両論ありますが、私は以前の相対評価の方がよかったと思っています。


英検3級の合格率


直近の一次試験の合格率は約60%で、二次試験の合格率は90%以上です。決して誰もが受かるといった簡単な試験ではないことがわかります。

今回私が指導した中3生は英検3級を半年前に受験したものの、不合格。合格点に7点足りませんでした。そのときの結果表を見せてもらうと、文法問題(空所補充)がほとんど不正解で、15問中3問しか解けていませんでした。文法問題は出題数が多く配点も高いので、ここが解けないと合格は厳しくなります。

ということで、語彙力強化を最優先課題として勉強を進めることになりました。ちなみにこのとき英検受験まで18日間しかありませんでした。


インターネットで受験できる「CASEC(キャセック)」


まず、現在のレベルを知るために「CASEC」というテスト受けました。

「CASEC(キャセック)」は、日本英語検定協会が基礎開発したインターネット上で受験できる英語コミュニケーション能力判定テストです。英検やTOEICの「合格可能性」なども算出され自分の実力が判定できます。パソコンで約30分でできて、その場で結果がでるので、だいたいの実力が知りたいというときにとても便利です。私も何度か受けたことがありますが、TOEICや英検への換算はかなり正確度が高いと感じました。

今回中学生が受けた結果は「350点」。英検に換算すると4級並みとのことでした。もう少し頑張れば3級に手が届く範囲の結果だったこともあり、本人はこの結果を受けて、結構やる気になったみたいです。

CASEC(キャセック)の受験はこちら





英検3級のメリット


高校や短大・大学などの入試において、合格判定で優先されたり、内申点に加算されるなどの優遇措置があります。入試で英検資格取得者を優遇する学校は年々増加しています。そのため最近の中学生の多くが英検を受験します。


英検3級の問題配分


<筆記問題>
問1 文法問題(空所補充)15問 10分
問2 会話文問題(空所補充)5問 3分
問3 整序問題(単語の並び替え)5問 7分
問4 Aポスターなどの内容問題2問 3分
問4 B手紙のやり取り内容問題3問 7分
問4 C長文問題5問 10分

<リスニング>
第1部 問題は10問。イラストを参考に各問題(解答時間10秒)の会話に対する答えを三択
第2部 問題は10問。各問題(解答時間10秒)の会話に対する答えを四択
第3部 問題は10問。英文を聞き、答えを四択(解答時間各10秒)


英検3級の学習方法


短期間で効率よく点数をあげるには以下の対策が有効です。

1.語彙強化
2.文法学習
3.過去問による読解問題
4.過去問によるリスニング練習

とくに、「1.語彙強化」は重要です。


語彙強化


語彙問題は出題数が多く、合否に大きく影響するので語彙力強化は必須です。

今回使用した語彙力強化の本がこちら。よく出る単語、熟語が載っているのはもちろん、確認テストなどもついていてお勧めです。

英検3級 でる順パス単 (旺文社英検書)

旺文社
売り上げランキング: 9,780


※英検3級によくでる単語、熟語
・collect (集める)
・weak (弱い)
・full (お腹がいっぱいの)
・put on(着る、身につける)
・be different from(~と異なる)
・in front of(~の前で
・look forward to(~を楽しみに待つ)
・take care of(~の世話をする =look after)
・get on(~に乗る)
・each other(お互い)
・get better(よくなる)
・keep one’s promise(約束を守る)

大人からすると簡単な単語に思えますが、中学3年生にとっては意外に難しい単語のようです。上記の単語、熟語がすぐに理解できないレベルだと英検3級の語彙問題を解くのは厳しいので「英検3級 でる順パス単 (旺文社英検書)」などを使って学習するのが効率的です。


文法学習


文法は中3終了程度(公立高校入試レベル)で「受動態・現在完了形・関係代名詞・分詞・不定詞・動名詞」などです。基本的な問題が多く、極端に難しい問題はでないので過去問で傾向をつかむことが重要です。

下記のサイトにわかりやすく文法がまとめられています。

ドクタータッキーの出る出る英検7日間対策


過去問による読解問題/リスニング練習


英検を受験する前に過去問を解いておくのは必須です。毎年同じ傾向の問題が出題されているので、過去問数年分をやっておけば、問題の傾向がかなりつかめます。

過去問は英検のウェブサイトでも確認できますが、問題集が手元に1冊あると便利です。今回利用したのはこちらの問題集です。




英検3級のお勧め問題集


英検対策の本はさまざまな出版社から発売されていますが、一番定評のあるのが「旺文社」。大型書店でたくさんの対策本を実際に確認してきましたが、やはり旺文社のものが良質で使いやすいと感じました。問題集はたくさん買うより、1、2冊を何回も繰り返して解くほうが効果的です。







気になる結果は?


私が教えた中学生は10月12日に学校で受験して現在結果待ちです。試験後本人と電話で話した際は「思ったよりも出来た。問題集でやったのと同じ問題が出た。」とのことで結果は期待できそうです。内申点をどうしても上げたいようで必死に過去問や問題集をやっていたので、その成果だと思います。最初はあまりに語彙力がないので「正直かなり厳しいかな?」と思っていましたが、さすが中学生。吸収が早く2週間でずいぶんと語彙力をつけました。一次試験に合格すれば次は二次試験です。二次試験の対策は中学校でやってくれるそうです。


(2013.11.27)
一次試験、二次試験ともに合格し、無事英検3級を取得することができました。受かった本人はかなり自信がついたようで何よりです。

結果表をみせてもらったら、文法問題(空所補充)は15問中13問正解でした。過去問や問題集を何度もやっただけの成果が表れました。

英検三級は短期集中学習で十分受かる試験ですので、これから受験予定の方は是非頑張ってください!

スポンサーリンク

◆こんな記事も読まれています

★クリック応援お願いします。

当ブログは「ブログランキング」に参加しています。以下のリンクをクリックしていただくと当ブログにポイントがつくしくみになっていますので、当ブログを応援していただける方は是非クリックをお願いします(1日1回有効)。
みんなの英会話奮闘記
にほんブログ村 英語ブログ
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://kyonenglish.blog98.fc2.com/tb.php/1528-02d070c4