幼児からの英語教育が活況! - ほぼ毎日 英語学習日記 ~ 英語holic ~

幼児からの英語教育が活況!

幼児の英語教育についての特集をテレビでみたのですが、思った以上にスゴイことになっていて驚きました。3歳児が元素記号のレッスンを英語で受けたり、学校を1年間休んでフィリピンに語学留学したり...。すごく活況の幼児英語教育について紹介します。

VTRの最初に紹介されていたのは、千葉県のホテルで行われたディズニーの英悟教材「ワールド・ファミリー」を勉強した子どもたちの卒業式。

その卒業式に参加していた5歳児が英語で、
I want to work all over the world.(世界中で働きたい!)」
と得意げに答えていました。

5歳で世界で働きたいとはすごい、というか何というか...。思わず笑ってしまいました。

紹介されていたのはディズニーの「「ディズニーの英語システム」」という教材。

費用は「教材(購入平均45万円)+電話レッスン+イベント(外国人講師との交流など)」でトータル80~100万位かかるとのこと。それでも両親は「大人になってから英語をやると100万では済まないので決して高くない」と語っていました。

私も大人になってから英語を始めた類なのでこの意見にはすごく納得ができます。英会話スクールや英語教材にかかる費用はもちろん、英語学習に費やす膨大な時間を考えると、100万どころでは済みません。子供のうちから楽しく学んでバイリンガルになれるなら100万は惜しくないというのもわかります。

番組で紹介されていたディズニーの「「ディズニーの英語システム」」はコレ↓



この教材の売り上げは2年間で約1.5倍に増えているというので、それだけニーズがあるということですね。

ここまではまあ普通の幼児英語教育といった感じで理解できます。

次に紹介されていたのが、横浜市保土ヶ谷区にある幼児向けの塾「S&Sエデュケーション」。これがまさに驚愕

授業はすべて英語で行われており、

3歳児が「28番 Ni ニッケル」「30番 Zn 亜鉛」などと元素記号を英語で答えているのです。一瞬、中国の英才教育かと思ってしまいました。

しかも「83番 Bi ビスマス」とかまで喋っていました。3歳児でビスマスとは思わず笑ってしまいました。

さらに、山中教授のIPS細胞について

Pは Pluripotent(多能性)、Sは Stem cells(幹細胞)と答えてしまうのです。

多能性とか幹細胞とかの意味を3歳児が理解しているとは思えませんが、子供たちは自信たっぷり答えていました。学習と言うよりはゲーム感覚ですね。さすが子供の暗記力はすごい!!

この教室に子供を通わせている母親は、通わせる理由について
「英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ学校だと伺い、小さなころから学ぶ姿勢を身につけられたらいいなぁ」と語っていました。

「英語学ぶ」のはいいのですが、ここまで難解な内容をやる必要があるのかなぁと思ってしまいました。子供は子供らしく体を動かして元気に遊ぶのが一番とか言っている時代ではなくなってしまったのでしょうか。

英語で教育・保育を行う幼児施設は2010年から2011年の間に9.1%増えており、今後さらに伸びると予想されているとのこと。


この後は日本人向けインターナショナルスクールや、1年間フィリピンのセブ島に親子留学をしていたという親子が紹介されていました。留学していた子供は8歳と3歳の兄弟。小学校を1年間も休んで語学留学に行ってしまう時代になっているとは思いませんでした。

ちなみにフィリピン・セブ島にある英語学校では個別指導で、1週間寮費込みで約5万円で済むとのこと。子供のうちに行くかどうかは別として、留学先としてなかなかよいのではないかと思いました。





VTRでは様々な方法で英語を学んでいるキッズたちが紹介されていましたが、この子供たちが大人になったときどの程度の英語力になっているのかを是非知りたいです!!


以上、見方によっては結構笑えるので是非動画をご覧ください




このVTRについて鳥飼玖美子先生の意見を聞いてみたいものです。

過去の参考記事:英語教育の早期化問題について考える!?


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コメント
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参考になりました

とても参考になりました

2013-04-25 15:33 | from natsu

natsuさま

コメントありがとうございます!
今後ともどうぞよろしくお願いします。

2013-05-14 03:22 | from キョン5

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