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オバマ大統領が指名受諾演説

11月6日の米大統領選に向け、南部ノースカロライナ州シャーロットで開かれた与党民主党の全国大会は6日、オバマ大統領(51)が候補指名受諾演説を行い、閉幕した。大統領は2016年末までに製造業で100万人の新規雇用を創出すると公約。「より良き未来」の実現のため国民に結束を呼び掛けるとともに、再選への支持を訴えた。

■President Obama Acceptance Speech at 2012






スピーチの英文スクリプトは↓
http://www.npr.org/2012/09/06/160713941/transcript-president-obamas-convention-speech


オバマ米大統領指名受諾演説の要旨(日経新聞

 一、皆さんは2つの根本的に異なる未来像の選択に直面する。我々の選択は、最大の中間層と世界最強の経済を築いた価値の再建だ。

 一、数十年にわたって積み重なってきた課題を解決するには、何年もかかるのが現実だ。だが、我々の問題は解決できる。課題は達成できる。新たな雇用と機会を生み出し、経済を再建する米国の目標達成のために団結してほしい。

 一、輸出を倍増し、今後4年間に製造業で100万人の新規雇用を創出する。20年までに原油の純輸入を半減し、天然ガス関連だけで60万人の新規雇用創出を支援する。

 一、今後10年間で大学の学費増を半分に圧縮し、数学・科学の教員を10万人採用する。短大で200万人に職業訓練を提供する。

 一、私は公約通りイラク戦争を終結させ、14年にはアフガニスタンでの戦争も終わる。私が最高司令官である限り、世界最強の軍を維持する。太平洋地域における力を堅持し、米国の労働者のために中国に立ち向かってきた。

 一、戦争に使わなくなった資金を債務削減に充て、雇用創出や公共投資に振り向ける。4兆ドル(約316兆円)の財政赤字削減を達成する。

 一、年収25万ドル以上の富裕層には高い税金を払ってもらう。




<雑記>
アメリカの大統領選まであと少しに迫ってきました。すごい接戦になりそうですね。
オバマ大統領の今回のスピーチに関して「Obama Likely to See Jobs Data Before Convention Speech」(オバマ大統領は指名受諾演説前に雇用統計の数字を目にするだろう)という興味深い記事を見かけました。しかし、オバマ大統領が雇用統計の内容が良かったか悪かったかを壇上で身振り手振りで臭わせるようなことはないとのことです。最近のアメリカの雇用関連指標は確実に改善しているように思います。今晩の雇用統計は予想より悪かったときのほうがサプライズではないでしょうか。


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